圭哉くんは俺様且つ暴君。
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眠い…。
私は早くに母を亡くして父子家庭で、お父さんは私を養うために仕事…仕事…仕事。
地方へ単身赴任中。
家に独りぼっちなのは寂しいけど、いつも帰ってくる時はお土産いっぱい抱えて『会いたかったよ、小春!』って。
あの笑顔のためなら、1人の生活も全然辛くないんだから不思議。
「んー、こんなもんでいいかな?」
今日は、自分のお弁当箱の横にもう1つ大きめの青いお弁当箱。
お父さんが単身赴任する前に使ってたヤツなんだけどね。
「玉子焼きに、ウィンナー、ハンバーグ、ベーコンのアスパラ巻き、マカロニサラダ…彩りでブロッコリーとミニトマトも添えたし!」
あとは、ご飯をよそって…
おにぎりの方が良かったかな?とりあえず今日は白米でいっか!
今度は、カツサンド…作ってあげよう。毎日 食べれるくらい好きみたいだし。
「へへ…」
って、何浮かれてんの私は!!
"お世話係"
"お世話係"
「ふぅ……食べてくれればいいな。」
まず、そこだよね。
『お前が作ったものを、何が悲しくて俺が食わなきゃなんねーんだよ。』とか言いそう。
あ〜、考えたら腹たってきた。(まだ何も言われてない)