圭哉くんは俺様且つ暴君。
─────────ドサッ
「ね、圭哉くん!」
私を優しくベッドへと降ろす圭哉くんは、いつものように意地悪く口角を上げて笑う。
「に、肉じゃが!!作らなきゃ…!
ほら、お腹空いてるでしょ?
あ、先にお風呂…お風呂溜めようか!」
ご飯でダメなら先にお風呂作戦を実行した私に
「小春がいい。
風呂はその後、一緒に入ればいいだろ。
まずはそのうるせぇ口、ふさぐぞ。」
甘い甘い圭哉くんは拒否権を与えない。
こうなってしまえばもう逆らえない。
「…お、お手柔らかにっ…!」
「ん、小春の頭ん中、俺でいっぱいにしてやる。」
全ては愛しき大魔王様の仰せのままに。
《 おまけEND 》