恋愛結婚させてください!
店が閉まる頃には結構酔っ払った。
「コムギ、まだ、片付けあるんだけど、起きてられるか?」とお兄ちゃんが聞く。
「はーい。」と声を出すけど、眠くて瞼がくっつきそうだ。
「俺が連れて帰ろうか?」とトウマ君がお兄ちゃんに聞いている。
「嫌でーす。」と私は機嫌よく笑う。
「許婚なんだから嫌がるな。」とトウマ君が私に文句を言う。
「だって、相性ためされそうだしいー。」と言うと、
「あほか?今日会ったばっかりで相性なんて試す訳ないだろ。」
とトウマ君が呆れた声を出し、
「ためさねーとわかんねーんじゃないの?」と竜二さんが笑う。
「今日は襲わないらしいから、連れて帰ってもらえ。」とお兄ちゃんが笑って、
「まあ、トウマとコムギが付き合ってくれれば俺は安心だし、
トウマに任せるよ。コムギ一緒に帰れ。」と言った。
「ほら乗れ。」と背中を見せたトウマ君に、
お兄ちゃんと竜二さんがよいしょっと私を乗せた。
なんでー。なにが安心なんだよ。
こいつは相性を試そうとしてるんだぞー!
お兄ちゃん、そんなオオカミに送らせて良いのかー!
とトウマ君におんぶされ、背中を叩きながら叫んだ気がする。
多分。
トウマ君は黙ってスタスタ歩く。
結構広い背中だって気づいたら
急に恥ずかしくなってしまった。
ゆらゆらするので、掴まってみる。
すると
気持ち良くってすぐに眠ってしまった。
反省。
「コムギ、まだ、片付けあるんだけど、起きてられるか?」とお兄ちゃんが聞く。
「はーい。」と声を出すけど、眠くて瞼がくっつきそうだ。
「俺が連れて帰ろうか?」とトウマ君がお兄ちゃんに聞いている。
「嫌でーす。」と私は機嫌よく笑う。
「許婚なんだから嫌がるな。」とトウマ君が私に文句を言う。
「だって、相性ためされそうだしいー。」と言うと、
「あほか?今日会ったばっかりで相性なんて試す訳ないだろ。」
とトウマ君が呆れた声を出し、
「ためさねーとわかんねーんじゃないの?」と竜二さんが笑う。
「今日は襲わないらしいから、連れて帰ってもらえ。」とお兄ちゃんが笑って、
「まあ、トウマとコムギが付き合ってくれれば俺は安心だし、
トウマに任せるよ。コムギ一緒に帰れ。」と言った。
「ほら乗れ。」と背中を見せたトウマ君に、
お兄ちゃんと竜二さんがよいしょっと私を乗せた。
なんでー。なにが安心なんだよ。
こいつは相性を試そうとしてるんだぞー!
お兄ちゃん、そんなオオカミに送らせて良いのかー!
とトウマ君におんぶされ、背中を叩きながら叫んだ気がする。
多分。
トウマ君は黙ってスタスタ歩く。
結構広い背中だって気づいたら
急に恥ずかしくなってしまった。
ゆらゆらするので、掴まってみる。
すると
気持ち良くってすぐに眠ってしまった。
反省。