恋愛結婚させてください!
「コムギ、起きて。」とトウマ君は朝から長いくちづけをして私を起こす。
トウマ君と一緒の日勤の時は先にトウマ君が先に起きて、
シャワーを浴び、朝食の準備をほとんど終えて、洗濯機を動かしてから私を起こすようになった。
(私は夜のうちに朝飲む野菜スープを作って、冷蔵庫に入れておく。)
私がシャワー浴びている間に、コーヒーを淹れ、
一緒に食事を終えてからトウマ君は食器を片付ける。
その間に私が洗濯物を干し、出かける用意をし、
トウマ君は2杯目のコーヒーを飲みながら、新聞に目を通す。
家を出る前に、もう一度長いくちづけを交わし、
私を車に乗せ、シートベルトを締めるのはあいかわらずトウマ君の役目だ。
その時も、当然のように軽くくちづけしてくる。
車から私を下ろす時は逆の手順だ。
(職員駐車場でのキスはスリルがありすぎるけど、
トウマ君はちっとも、隠すつもりがないので、
頭を抱え、しっかりキスしてきたりする。
困ったヤツだ。
私が赤い顔で慌てて、車から離れるのがトウマ君の不満らしいけど、
朝からの濃厚なキスは恥ずかしいでしょ。)

私が夜勤の時は送ってくれ、
その後は自分の勉強に当てたり、Dragonで飲んだりするみたいだ。
(トウマ君はほとんど遊びに出かけない。)
トウマ君が当直の日は
トウマ君が帰った時に食べられるように食事を作っておいて、冷蔵庫に入れておく。


私の勤務が決まったら、トウマ君が休みを少し合わせてとって、
デートに行ったり、ドライブしたりしようと言ってくれている。


仕事の時以外では
すっかり、しっかり、恋人同士という雰囲気を
トウマ君はだだ漏れにしているので、
(勤務後や、病棟の飲み会とか。
白衣を脱ぐと、ヘーキな顔で私の肩を抱いたり、顔を寄せて話したりするので、私は顔が真っ赤になる。)
病棟では2人でセット対応になっている。


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