八月のアークトゥルス。
「私は今年で70になるんだがね。今までいろんな生徒に出会ってきたんだ。45年の間、色んなことがあった。少し長くなってしまうけど聞いてくれるかい?」


校長先生は悲しくて、優しい顔をした。

僕は家に帰っても
何もすることなんて無かったし宿題なんて更々やるつもりも無かったので、話を聞くことにした。
僕はコクリと頷いた。






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