女子が苦手な君


「ぶっ、アハハハハハハハハハハハ」

「そりゃねーよ!まじうける」

「ちょ、かなた!そこまで笑うことないじゃない!!」

竹刀が飛んでいったのだ。
私は真っ赤な太陽みたいに顔が真っ赤


「みことちゃん、大丈夫だよ!うまくなるよ! ふっ…」

「みらいちゃんまで笑う…。」

「ごめんなさい!でも、ふっおもしろくっアハハハハ」

「だよな!あれは面白いぜ!」


ふたりして大笑い。それを見た先輩方がこっちにやってきた


「見事なホームランだったよ!みことちゃん」

「りゅうが先輩…!見てたんですか!?」

「そりゃもーバッチリ。みんなも見てたよ」


そ、そんなぁ…


「大丈夫大丈夫!気にしなーい!」

「みき先輩まで!」

「面白いクラスメイトができたな。ぶっアハハハハ」


な、なおきくん…恥ずかしい。


「なおきくん!もー。みんな忘れてください!!」


あれ?てことはあの人にも…、
目を向けた先は2年生の宮本翔太先輩


「見、見ました?」

「別に。」


相変わらず冷たいなぁ。


< 18 / 18 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

変態な彼氏
tomcat/著

総文字数/0

恋愛(ラブコメ)0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop