女子が苦手な君
「ぶっ、アハハハハハハハハハハハ」
「そりゃねーよ!まじうける」
「ちょ、かなた!そこまで笑うことないじゃない!!」
竹刀が飛んでいったのだ。
私は真っ赤な太陽みたいに顔が真っ赤
「みことちゃん、大丈夫だよ!うまくなるよ! ふっ…」
「みらいちゃんまで笑う…。」
「ごめんなさい!でも、ふっおもしろくっアハハハハ」
「だよな!あれは面白いぜ!」
ふたりして大笑い。それを見た先輩方がこっちにやってきた
「見事なホームランだったよ!みことちゃん」
「りゅうが先輩…!見てたんですか!?」
「そりゃもーバッチリ。みんなも見てたよ」
そ、そんなぁ…
「大丈夫大丈夫!気にしなーい!」
「みき先輩まで!」
「面白いクラスメイトができたな。ぶっアハハハハ」
な、なおきくん…恥ずかしい。
「なおきくん!もー。みんな忘れてください!!」
あれ?てことはあの人にも…、
目を向けた先は2年生の宮本翔太先輩
「見、見ました?」
「別に。」
相変わらず冷たいなぁ。