【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~
「えっと、さっきはごめんね。
私かなり態度悪かったし。
しかも足元確認してなくて、
まさかスリッパ履いたままだったなんて。
言ってもらえて助かった。
さすがあのままきてたら皆ヒクよね〜
愛にも良く学校でそそっかしいって言われるし、
あーえっと!」
と相手の口を挟む間もなく1人しゃべり続ける。
なぜならさすがに、ちょっと気まずいし、
何より恥ずかしすぎる!!
そんな私に彼は、
「えっと、川上徹(かわかみ とおる) です。」
自己紹介まだでしたよね? と
はにかみながら
今まで見たこともない極上に甘い顔で微笑んだ。