【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~
光の行方
side川上
初めて彼女を見たのは
人が行き交う街のカフェの中だった。
その日はバイト先の歓迎会。
まだ時間も早かったのでとりあえずプラプラしてて。
これから呑みだって分かっていたけど、思っていた以上の人の多さに参り、とりあえず入ったカフェの中。
窓際のカウンター席に腰を下ろすと、隣の女の人が小さなため息をついていた。
はぁーとかもーやだなとか
ちょっとだけ独り言を囁いて(笑)