【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~


逃げるように、立ち去る姿を目で追う。


その姿を、見た成瀬が、


「川上くんってさーもしかして??」

「なに?」

「いや、頭いいのに、結構バカだよね。あれってさー(笑)」

「あのねー。」

「私だって、知らないよ〜?人の心配するほど暇じゃないし〜。でも(笑)」

「……だから、なに?」

「いや、今日の英語のお礼に?女の子からアドバイス(笑)」


「先送りされて待たせてばっかじゃ、女の子は辛いよ(笑)」


「……。」


「んじゃ、はい! バイト行きますか!」

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