【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~


「広瀬さん?」


「……。」


「早見先輩と一緒だったんでしょ?」


「……。なんで。」


「なんとなく。」


「今日の広瀬さんの顔、バイト前に会った時。

困ってた……

ここ最近、ずっとそんな感じじゃないですか。」


「……。ちがっ。」


「違くない。広瀬さんの笑顔。」


「もっと可愛いいですよ。」



「だから……違くて。」


「俺のせい?でしょ。」



「……。」




「早見先輩が広瀬さんの事好きでも

関係ないよ。

でも、

広瀬さんが、

早見先輩を好きなら、

俺には関係ある。」




「だから、お願いします。

ちゃんと振って。」




「笑って。」
< 129 / 135 >

この作品をシェア

pagetop