【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~
勢いあまって、
残りのカクテルを呑もうとした時
手がのひできた。
川上くんがグラスを触れるか触れないかのところで
手をパーにして、蓋をするふりをする。
「えっと、もう止めた方が良いかと思います。
さっき体調悪そうだったし……
俺のウーロン茶まだ口つけてないので、
もし嫌でなければ。」
その行動にまたまた私は顔が赤くなる。
「広瀬さん、、、?」
「ごめん!いや、ちがくて。
さっきの。
川上くんがあまりに可愛いくて//
変な事言っちゃった。」
「可愛いくて、こんな紳士な人が
目の前にいきなり現れたんだから、そりゃ
ときめいちゃうよ。えへ。」
よし、上手い!!
冗談ぽく言って、
可愛い年下くんを持ち上げ作戦!!
こんな恥ずかしい思いしたんだ!
そーすれば、
えーマジですか??
とか笑いになるはず!
そんな事を、考えた私に、川上くんは
「いや、本当に勘弁して……」
赤い顔して、ますます苦笑い。