【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~

ふーん。

確かに私達みたいに大学後半となると
恋愛だけしてれば良い訳じゃない。

就活やら卒論やらで、微妙に忙しい。
それで、別れる人も多い。



それでもそれが落ち着いてくると
また恋愛したくなる気持ちはわかる。
私もそうだしね。




「早見くんが気になるの?
てっきり川上くんだと思ってたけど(笑)」


相変わらず可愛いらしく意地悪な顔をする。





「まぁーね。
あんなにも可愛い人久しぶりに見たよ。
キラキラが見えたもん。」



「あはは、なにそれ?うける!」



いや、結構マジなんですが。
そんな事言ったら、また、ネジとんでるって言われるから言わないけどね!




「でも川上くんから特にアクションなかったしねー。
やっぱり年上はダメかなー。」




ちょっとヘコんだ風に言えば、
結局は優しい愛が



「バイトで会うから聞いてあげようか?」

と言ってくれる。



「うん、昨日楽しかったから
もし良ければ連絡してって伝えて。
私の番号教えて良いからさ。」



「素直〜♡」





うん!
ここまできたらちょっとくらい

年上権限使って押してみよう。



< 21 / 135 >

この作品をシェア

pagetop