【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~
ふーん。
確かに私達みたいに大学後半となると
恋愛だけしてれば良い訳じゃない。
就活やら卒論やらで、微妙に忙しい。
それで、別れる人も多い。
それでもそれが落ち着いてくると
また恋愛したくなる気持ちはわかる。
私もそうだしね。
「早見くんが気になるの?
てっきり川上くんだと思ってたけど(笑)」
相変わらず可愛いらしく意地悪な顔をする。
「まぁーね。
あんなにも可愛い人久しぶりに見たよ。
キラキラが見えたもん。」
「あはは、なにそれ?うける!」
いや、結構マジなんですが。
そんな事言ったら、また、ネジとんでるって言われるから言わないけどね!
「でも川上くんから特にアクションなかったしねー。
やっぱり年上はダメかなー。」
ちょっとヘコんだ風に言えば、
結局は優しい愛が
「バイトで会うから聞いてあげようか?」
と言ってくれる。
「うん、昨日楽しかったから
もし良ければ連絡してって伝えて。
私の番号教えて良いからさ。」
「素直〜♡」
うん!
ここまできたらちょっとくらい
年上権限使って押してみよう。