【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~
愛がオススメするだけあって、
料理はどれも美味しかった。
「すごい美味しいね〜
どれも美味しかったからデザートまで食べられるかなー?」
「あはは。デザート食べる前提なんですね。」
「えー?食べないのー?
料理メニューみながらもデザートはこれ食べよーって考えちゃってたよ!」
「いや、いいと思いますよ(笑)
やっぱり女の子ですねー。
俺はどっしよーかなー。あんま甘いのもキツイしなー」
と最後の方は、ほば独り言のように言いながらメニューに目を落としてた。
何気ない会話なのに、ドキドキする。
顔、赤くなってないかな///
友達になろうって自分から言ったのに。
なんでもないふりしなきゃいけないのに。
川上くんを知れば知るほど、惹かれていって、
もっともっと知りたいって思っちゃう。
川上くんのテリトリーに入って、
あの無駄な、
敬語がない川上くんを
もっと……見てみたい。
でも、やっぱり
それは
年上じゃ..
ーーー無理なのかな。