【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~
そんな事を、
考えれば、テンションも下がる..
それでも
とぼとぼと微妙な話をしながらも、
歩けば駅に着くわけで……
気が付けば、もう駅が見えていた。
「えっと、広瀬さん。
俺が迷惑とかないですよ?」
なんでそうなるかな……
付け足された言葉は川上くん自身に言っているのか
小声だった。
今の私には
その言葉が、
気を使って言ってくれてるのか、
何も気にされてないのか..
どうとっていいのかわからない。
ははっと苦笑いで、
そのまま俯いて歩く。
その時、
私の頭に川上くんの手が
ぽんぽん
と触れられた。