【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~

「ん、ちょっと元気でた?」



……。


「……ありがとう。」


「いや、そのお礼はコーヒーね!」



早見くんは大人だ。
普通にこんなの恋愛フラグだよ。






……でも、私は。



前を見れば少し離れたところで
川上くんと成瀬さんが、一緒にいる。

その姿より、
その会話に混ざるのが怖かった。




「……了解、お礼(笑)ね?」


それを聞いた早見くんは
少しだけ前にいる、
川上くんと成瀬さんに、


「ちょっとコーヒー飲んで帰るから、ここで〜んじゃね〜」



といつもの明るいノリで、手を振り、
私も極力……笑顔で2人を見送った。
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