【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~
行き止まり
あれからあっという間に
2週間近くが過ぎた。
バイトで会っても、
早見くんはいつも通りだったし、
川上くんだっていつも通り。
どこの大学もだいたい前期試験が始まりだし、
学生の先生達は
試験があるからといっても生徒がいるので、休める訳じゃないし、とにかく皆慌ただしく見えた。
それでもなんとか、
乗り切る!!
試験がなんだ!
バイトがなんだ!
だって川上くんとのご飯が待ってるんだもん!
そんな意気込みで私も、
頑張っていた。
単純でしょ?(笑)
そして、残すはもうレポート提出のみで
やっと試験が終わりかけていたその時、
神様……
なんの嫌がらせでしょうか……。