【完】年下の君は眩しすぎて ~ドラちゃんには頼らない(笑)~
新たな道
「どっしたの?」
「……」
「胸貸そうか?」
いつものちゃかすような早見くんの声なのに、
それでも優しい顔が
真剣で。
「はは。大丈夫だよ?」
わざとごまかした。
まだ時間平気?
ちょっとあっちの公園でも散歩しない?
そう言われれて、
歩いてきたのは、
川上くんと話した
あの運動公園だった。