君は僕の光
走って走って…


気付いたら玄関の内側で、ドアにもたれかかって座っていた。



「はあ…っ」



息が荒れる。


顔見られてないよね?


見られてたら、最悪…!



ここで、あることに気づいた。



なんだか頭が軽い。



「…あっ!!!」



ない。


帽子がない。



もしかして、途中で落としてきた?



どうしよう…!
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