君は僕の光
なぜか引き止められる。


「ちょっと俺のギター聴いてってくれない?」


…え?


なんで私が…?



帰りたくて仕方なかったけど、その人が笑顔で、断れなかった。



「ここ座りなよ」


男の人がベンチの隣のところを指差す。

仕方なく、隣に座った。


「じゃあいくよ」



そう言って男の人は、ギターを弾き始めた。
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