君は僕の光
♩♫♫…♪…♬♬…♪♫…♩…♫…
やっぱり上手。
でも、目が見えないのにこんなに弾けるってことなんだよなあ…。
「見えないのに、どうしてそんなに上手に弾けるの?」
「まあ最初は大変だったよ」
蛍が笑う。
「ギター始めたのは目が見えなくなった後だしね」
「えっ!そうなの!?」
思わず大声が出る。
蛍はまた笑った。
「目が見えない分、音に敏感でさ。ある時たまたまテレビでやってたバンドの演奏を聴いてたんだけど、その時のギターがすごく良くて、どうしてもギターをやりたくなって」
そうしゃべりながらも、指はギターを弾き続ける。
「でも何とかなるもんだよね。指がフレットの位置も弦の位置も覚えて、意外とスラスラ弾けるようになったんだ。楽譜は読めないけど、その分音を聞いて覚える練習したおかげで、大抵の曲は聴いただけで弾けるようになったし」
ギターは変わらず、綺麗な音を奏でている。
本当にすごいなあ。
蛍は、目が見えないのを理由に何かから逃げたりとか、絶対しないんだろうな。
…私とは正反対だ。
やっぱり上手。
でも、目が見えないのにこんなに弾けるってことなんだよなあ…。
「見えないのに、どうしてそんなに上手に弾けるの?」
「まあ最初は大変だったよ」
蛍が笑う。
「ギター始めたのは目が見えなくなった後だしね」
「えっ!そうなの!?」
思わず大声が出る。
蛍はまた笑った。
「目が見えない分、音に敏感でさ。ある時たまたまテレビでやってたバンドの演奏を聴いてたんだけど、その時のギターがすごく良くて、どうしてもギターをやりたくなって」
そうしゃべりながらも、指はギターを弾き続ける。
「でも何とかなるもんだよね。指がフレットの位置も弦の位置も覚えて、意外とスラスラ弾けるようになったんだ。楽譜は読めないけど、その分音を聞いて覚える練習したおかげで、大抵の曲は聴いただけで弾けるようになったし」
ギターは変わらず、綺麗な音を奏でている。
本当にすごいなあ。
蛍は、目が見えないのを理由に何かから逃げたりとか、絶対しないんだろうな。
…私とは正反対だ。