龍星群
柚輝side
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「だるー、、、クソ女ども。朝からくせーんだよ。」

「まぁ、まぁ。」

朝からご機嫌ななめな我らが総長さん。
俺は、こいつの機嫌取りに必死ですよー。


俺らは、族にはいってる。
しかも、全国No.1だけあって、女どもが
近寄ってくる。

女嫌いの総長さんは、毎朝不機嫌なわけで……



(はぁ………………)


思わずため息ばかり出る。


すると、向かい側から見たことないとても美人な女の子が歩いてきた。

そして、



「理事長室こっちであってますよね?」


そう、聞いてきた。

総長の流星も、珍しく女をみてる。

「そうだよ?理事長室行きたいの?」

そう聞くと、


「……はい。でも、一人で行くので大丈夫です。」


と言った。


(……俺らのこと知らない?え?)


俺らは目が点になった。



この学園に俺らのことを知らない人がいたからだ。

名前は、桜井雛ちゃん。


こんな、可愛くて変わってる子俺らの総長がほっとくわけないだろう。


(クックックッ。おもしろくなりそーーー)

俺はそう思わずにいられなかった。
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