愛されたい、だけなのに
一歩を踏み出す
校長先生の話を聞き、自分の中でどうしたらいいか少し見えた。
柳先生には遺書を見たことと、校長先生に話を聞いたことは秘密。
もし私がお姉さんのことを知っていたと聞いても、柳先生は変わらず一緒に居て良いと言う。
けど、それじゃあダメなんだ。
私は、私のせいで柳先生に教師を辞めてほしくない。
校長先生にも、責任をとらせたくない。
この居場所を守るために私ができることー…