あの日の夜に・・・
部屋を離れ、もう一度リビングに向かう。
俊「やっぱり?」
望「あぁ。所詮三ヶ月限定の姫なのだから・・だと。」
昇「まぁ、断るとは思ってたけどね・・・。」
まぁ、それは俺も予想してた、けど・・・。
俊「所詮ってな・・・」
昇「あぁ。」
望「鴻揮がかわいそうだ。」
鴻揮も組長を見て決めたのに、組長にとってあいつらはそんなものなのか?
俊「てか、俺学校あるんだった!」
昇・望「おい!・・・俺らも乗せてってくれ!」
俊「それなら望が運転すりゃいいだろ!?」
あぁ、確かに運転手だしな。
昇「俺は社長しか乗せない。」
ドンマイ、俊介。
俊「しゃーねーなぁ。行くぞ!」
俺らは俊介の後姿を見て、目を合わせ、にんまりと笑った。