あの日の夜に・・・
隼「そっちから来ないんだったら、こっちから行くぞ!」
私はそう言われ、
殴りかかってこられても突っ立ったまんまだった。
そこに、隼平の一撃が入るとみんなが思った瞬間に、
私は少し身体を横にずらし、
隼平の拳を避け、
鳩尾に重い一撃を喰らわせた。
隼「ぐはっ!」
隼平は鳩尾を押さえ、
膝をついた。
隼「さっ..すが、くみちょう。1発がおめぇ..な。」
『フッ、それで終わりか?』
私がそういうと、
隼平は顔を悔しそうに歪め、
ふらふらと立ち上がった。
隼「まだまだぁー!」
そう言って隼平は何度も倒されても、
何度も立ち上がり、
私に向かって来た。
玲「そ、そろそろ止めた方がいいんじゃない?」
碧「立ち上がれなくなるまで待ちましょう。」