あの日の夜に・・・


上の部屋で冬真と共に情報を探す。

昇はこっちにまだ来ていないみたい。
よかった...
こっちに来たら命の保証はないからな...
あいつにも、望にもそれぐらいの覚悟はあるんだろうけど、それでも私は極力死なないようにしたい。


冬「優愛、遥先輩から本部の映像が送られてきました。これは、2時間ほど前の様子です。」


遥から送られてきた映像には、血を流した昇が映っていた。左腕を銃で撃たれたようだ。


『冬真、やっぱりお前は俊介を連れて日本に帰れ。』

冬「それは無理。それに先生はついてこないと思うけど...。」


まぁ、俊介は帰らないだろうが、帰ってもらわないと困る。私が説得しても無理なら...


『あいつをいらない存在だと思っていると言うんだ。』

冬「そんなことして大丈夫なのか?」

『あいつは大丈夫だろう。』


では、
計画スタートと行きますか。


< 205 / 248 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop