あの日の夜に・・・


「...」『...』


私は今、俊介と睨み合っている。


俊「俺はここから出ていかない。」

『お前は足でまといになるだけだ。ここに残って何が出来るって言うんだ。よっぽど日本へ帰って生徒に勉強を教える方がいい。』


さっきからずっとこんな調子だ。
さっさと折れてくれないかなぁ......


俊「俺は約束したんだょ...アイツと...」


アイツ?


『誰だ?アイツって。』


おまえ、今頃やっちゃったって顔しても意味ねぇぞ。


『望か?それとも昇か?』

俊「どっちでもねぇ。」


この2人じゃなかったら誰がいるんだよ!?




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