あの日の夜に・・・

襲撃2


翌朝


冬「優愛!?寝てないのか!?」

『うるさい。こんな状況で寝れると思うか?』


私は昨日からずっと起きていた。
緊張して眠れなかったという訳ではなく、徹夜でやつのことを調べていたのだ。

1日寝ていないだけで、今日の抗争に影響があるという訳では無い。
いつもそれほど深く眠っている訳では無いし、1日だけの徹夜はいつもの事だからだ。


『"準備は出来てるか。"』

冬「俺はOK!」

『"マイクに向かって叫ぶな。"』

全「"出来ました"」

『"では、総員位置につけ。"』


今回の抗争は全員耳にピアスを付けている。
私の指示をすぐに伝えることが出来るようにだ。





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