あの日の夜に・・・
翔「言うのを忘れていたが、明日から普通の病室になる。」
『じゃあ、ここは?』
翔「集中治療室だ。」
だからここは静かだったのか...。
『じゃあ、明日にでも、電話出来るね。』
翔「誰に?」
『望だよ。置いてきちゃったし。』
翔「そうだな...。そういえば、紫雅と、組長について考えてみたか?」
『うん。リハビリでどこまで動くようになるかで決めたい。』
翔「わかった。決まるまでは、代理で俺がしておく。」
え、それは...
『だめだよ。1度裏から足を洗った人間がもういちど、なんて...ルール違反だよ。』