あの日の夜に・・・
冬「ようやく邪魔者もいなくなった事だし……………」
『で、どうしたの?
冬真から来るなんて珍しいわね』
冬「2人になっても普通の話し方にはならないんだ?」
『私は学校ではって決めてるの。』
冬「ふーん………
で、本題に入るけど、
次の週に藤崎組と田村組が手を組んで攻めてくる。
だから、今週が1番危険だ。」
えっ!
藤崎組は私達の傘下に入ってるはずだ!
『何故こうなった。』
私の口から出た声は、
通常より何倍も低く、
殺気がこもっていた。
冬「ビクッ(こぇー)
俺が気づいた頃にはもう田村組と手を組んで、俺らを潰す計画をたて始めていた。
………………………………………
すまない……………………………………。」
『いや、私がしっかり監視できていなかったからだ。
組に帰ったら、すぐに組員全員に警戒体制をとるように言ってくれ………。』
冬「あぁ、じゃあな。」
-パタン-
冬真はそう言って屋上を出ていった。