命の灯が消える、その時まで
プロローグ


『え、ガン…? 』

『そう、ガン。胃ガンだね』

小、中、高とずっといじめられっ子だった私。


友達なんて、1人もいなかった。


この間いじめっ子に蹴られたお腹があまりにも痛むから、今日は病院に来た。


だけど、そこで告げられたのは。


『君、もってあと3ヶ月だね』


私の命の灯が消えるまでの、タイムリミットだった。



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