命の灯が消える、その時まで
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*・*・*
とうとうやってきた、4人でのお出かけの日。
ロンTにショートパンツというラフな格好で現れた私に、真夕がすかさずつっこんだ。
「なんでもっとオシャレしてこないんだよ!」
そういう真夕は、ふわふわしたチュニックにスキニーパンツという、とってもかわいい格好。
足元はオシャレなパンプスを合わせていて、長い髪の毛も頭のてっぺんでふわっとお団子にされている。
うわー、私場違い…。
私がオロオロしてる間に、真夕が鬼の形相でこちらに近づいてきた。
そして私の手を取ると、いきなり駆け出した。
「え、ちょ、どこ行くの!?」
「服買いに行くの!」
「え、今からぁ!?」
「あの2人には30分待ってもらうように言ってきたから!」
って30分だけ!?
無理無理無理!
なんて私の心の声は届かず、あっさり真夕に連行された。