命の灯が消える、その時まで

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*・*・*


あの日からもう1週間がたった。


まだ夕凪ちゃんは目を覚まさない。


それでもひたすらそばにい続ける私を心配した巳影くんに、今日は無理やり外に出されています。


『え、ちょ、どこ行くの!?』

『曲書いてくれたお礼、するから』


腕を引っ張られながら向かったのは、市内にある大きなスケートリンクだった。


入る前にクルッとこちらを向いた巳影くんが、ふっと笑った。


『萌音の曲のプログラムが出来たんだ。見てくれよ』



言葉が、出なかった。


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