命の灯が消える、その時まで
何があっても、とりあえず謝った。
いじめられていた時に、いじめっ子に対して必死で謝った頃に培った習性だ。
いじめっ子たちに反抗なんてしたら、どんどんいじめがエスカレートすると、いじめられるようになって初期段階で学んだ。
謝ってもいじめは終わらないけど、それ以上は進まない。
要は自分が弱いことを相手に示せばいいのだ。
それからの私は、すぐに謝るようになった。
親に対しても、クラスメイトに対しても。