海で出会った彼に

無事に乗れて、席にも座れた。

「ふぁぁあ…眠い…」

徹夜で電車調べてたもんなぁ…もうすぐ日も昇り始めるだろうし…少し眠ろうかな…

「すぅー…」

起きた時には…きれいな海が広がってたら…いいな。












とは、言いましたけど…

「夜中に着くなんて!!!」

最悪だぁぁぁ〜!

「もぉ、あの時眠っていなけれかったら夕方に着いてたのに!!」

あの後眠っていて降りるはずのところを通過してしまって2度でまだったわけだ。

「けど…海なんて…何十年ぶりだろう…」

前見たのは確か…………。

「覚えてなかった…」

ふふふ。海ってこんなにきれいだったんだなぁ……私の心の中とは大違い。

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