海で出会った彼に

走り出す




ーガチャー

「ただいま〜」

あれ?誰もいないのか〜

「はぁ…」

今日のことはびっくりした。

「好き…」

そのことを考えるといてもたっても居られなくて、小さいカバンに財布と携帯だけを入れて家を出る。

「っあ!」

その前にお母さんに書置きを置いてきた。

「よし!」

私は走り出した。







【2時間半後】

「はぁ…」

私はおもわずあの海に来てしまった。…いや…違うかな…翼に会いに来た。

「それにしても夜遅いから翼寝てるかなぁ?」

私はそろーっと海の家を除く。けど、暗くて中はよく見えない。

「あ」

「きゃぁぁ!!」

「うわ!うるせぇーな」

「つ、翼〜びっくりするじゃん!!」

「”あ”ってしかいってねぇーよ!」

まぁそうだけど…

「で、どうした?」

「あ、あのね!私、変われたよ!」

「そうか」

「それもこれも翼のおか…」

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