ワタシをタスケテ

気持ち

『カッコよくない？』そう騒めく中俺は時が止まったように
彼女見つめて立っていた、昨日より近くで見た
その顔は可愛くて、俺におの気持ちは恋だと言っているようだ
綺麗な顔に怪我をしていた、可愛い顔に…
その時は気付かなかった、その傷が彼女を苦しめているのだと

『田舎の○○から転校してきた、森久保隼人です、都会慣れしてないから少し怖いけどよろしく』
挨拶が終わると女子も男子も騒ぎ出す、そんな中彼女だけはこっちを見なかった。
俺は少し辛い気持ちと何故だろうという
不信感が湧いた。
『え、っとよろしく』
彼女の横の席になった。
彼女はチラッとこちらを見てすぐさま前を見た
横顔も綺麗だった、髪で薄く隠れていた
'あざ，

1時間目が終わり、俺の周りには人が集まる。
彼女は授業が終わりすぐさま席を立った、そのまま教室から出て行った
クラスの子が言う、彼女とか変わらないほうがいいと
彼女は中嶋 由佳、母子家庭で友達もいず、
いつも授業が終わるとこうして教室を出て行くそうだ
俺はあの子と友達になりたい、あの子の、
由佳の味方に、力になりたい
クラスの端っこで話す女子の会話は今の俺と同じことで
その気持ちは…
恋だと…一目惚れだと…
いうのだった