ワタシをタスケテ

母親


母親が手を上げた時、とっさに間に入っていた

バシッ

聞くだけで痛くなる大きな音、その音と共に殴られた

「「!?」」

由佳も母親も先生達も驚いていた、正直俺も驚いてる

「いってぇ…」

「あの、屋上から落ちたのは突き落とされてなんです、叱るのもわかりますが、殴るのは流石にやりすぎかと思いますよ?」

「こんなに大勢の前で、しかも先生とかもいる前でそこまでするのは、虐待では?」

そう言うと、図星のように、顔をカッと赤くした

「由佳!帰るわよ!」

グイッ

無理矢理、由佳の手を引っ張り、逃げるように職員室から出て行った。
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