ある夏の思い出〜よつばの約束〜
目をさますと、夕方だった。
幸菜は逝ってしまった–––
机の上に、あの約束の証のよつばが置いてあった。
『幸せになって』
そんな幸菜の声が聞こえてくるような気がした。
それが彼女の望みなら。
俺は今も幸菜のことをしっかり覚えている。
俺のために戻ってきてくれた彼女のこと、彼女と過ごした幼いころ、あの夏の思い出。
何があっても、忘れない–––
幸菜は逝ってしまった–––
机の上に、あの約束の証のよつばが置いてあった。
『幸せになって』
そんな幸菜の声が聞こえてくるような気がした。
それが彼女の望みなら。
俺は今も幸菜のことをしっかり覚えている。
俺のために戻ってきてくれた彼女のこと、彼女と過ごした幼いころ、あの夏の思い出。
何があっても、忘れない–––