なくした時間にいてくれた
「花実ね、相変わらず寝てたわ。本当なら目覚めておかしくはないみたいなんだけどね」
「そうなんだ。どうしたんだろうね」
私の体が目覚めたら、中にいるのはお姉ちゃんなのかな?
体が目覚めて、中がお姉ちゃんでもいい。どんな状態でもいいから、まずはお姉ちゃんと話がしたい。それで元に戻る方法を一緒に考えたい。
今すぐ元に戻りたいけど、片方が寝ている状態では何も出来ない。
この状態を自分以外の誰も知らないことも辛い。
翌朝、起きると頭が痛んだので学校を休んだ。昨日は早退、今日は欠席。
実際体調が優れないのだけど、置かれている現実から逃げてしまっている気がする。事故からまだ数日しか経っていないし、普通の状態ではないから現実逃避したくなる。
逃げたくなるのは当たり前だと自分の行動を正当化しようとするけど、このままでは何の解決にもならないとも思ってはいる。
「そうなんだ。どうしたんだろうね」
私の体が目覚めたら、中にいるのはお姉ちゃんなのかな?
体が目覚めて、中がお姉ちゃんでもいい。どんな状態でもいいから、まずはお姉ちゃんと話がしたい。それで元に戻る方法を一緒に考えたい。
今すぐ元に戻りたいけど、片方が寝ている状態では何も出来ない。
この状態を自分以外の誰も知らないことも辛い。
翌朝、起きると頭が痛んだので学校を休んだ。昨日は早退、今日は欠席。
実際体調が優れないのだけど、置かれている現実から逃げてしまっている気がする。事故からまだ数日しか経っていないし、普通の状態ではないから現実逃避したくなる。
逃げたくなるのは当たり前だと自分の行動を正当化しようとするけど、このままでは何の解決にもならないとも思ってはいる。