いつかここで出逢う時まで。
take.1
初恋と思い出
私の初恋は、中学生2年の時。
それまでは、いつまでたっても恋は実らないと思ってた。
だけど、この日に私は初めて恋をした。
そう…。
笑顔が絶えない、無邪気なアイツにね。
今日はいい天気。
いつも通りの快晴。
私達の学校は結構山奥にある綺麗な公立中学。
この辺は食べ物は裕福なんだけれど、交通機関が全くない。
だからそれが嫌でしょうがない人もいる。
私は完璧じゃないってとこ、すっごい好きなんだけどなぁ。
バランス良いし。
小さい頃から祖母と祖父と妹で山住み。
両親は、二人とも偉い人に支えてる人らしくて、こっちに戻ってくるのは一ヶ月に二回くらい。
ちょっと寂しい気持ちもあるけど、いつかみんなで過ごせるって信じてるの。
だから、こうやって幸せに暮らしていけるのかもね。
「ねぇ、小春。」
と、私に声を掛けてきたのは自称親友の愛。
自称って言うか親友だけどね。
「ん、何~、愛殿ぉ。」
「愛殿ってなによ~、」
いつものくだらない会話が始まる。
こういうのも私にとっては宝物。
ひとつひとつが大事なんだよね。
「ハイハイ、それよりも聞いてよ!今日転校生来たんだって、うちのクラスに!」
楽しそうに話す姿を見ていると、なぜか和んでしまう。
「えぇ、女の子?、女の子だったらいいなー。」
「違うの、それが、超絶かっこかわいい男の子なんだって~!!」
楽しそうに話している愛に比べて、私は、
「あっそ」
みたいな流し方。
別に恋とか興味ないし、しようと思ったこともない。
だから、めんどくさいだけなんだよね、男子とかと絡んでも。
「しかもね!愛の左前なの!!」
愛の左前…?、
あ、ちょっと待ってよ。
私の隣なの?…えー。
「いいなーいいなー、仲良くするんだよぉ?」
私をしかりつけたあと、
「ST始まるよ!」
と、愛は席についた。
…、どんな人なんだろうか。
…ちょっと気になったりするかもしれないな…。
それまでは、いつまでたっても恋は実らないと思ってた。
だけど、この日に私は初めて恋をした。
そう…。
笑顔が絶えない、無邪気なアイツにね。
今日はいい天気。
いつも通りの快晴。
私達の学校は結構山奥にある綺麗な公立中学。
この辺は食べ物は裕福なんだけれど、交通機関が全くない。
だからそれが嫌でしょうがない人もいる。
私は完璧じゃないってとこ、すっごい好きなんだけどなぁ。
バランス良いし。
小さい頃から祖母と祖父と妹で山住み。
両親は、二人とも偉い人に支えてる人らしくて、こっちに戻ってくるのは一ヶ月に二回くらい。
ちょっと寂しい気持ちもあるけど、いつかみんなで過ごせるって信じてるの。
だから、こうやって幸せに暮らしていけるのかもね。
「ねぇ、小春。」
と、私に声を掛けてきたのは自称親友の愛。
自称って言うか親友だけどね。
「ん、何~、愛殿ぉ。」
「愛殿ってなによ~、」
いつものくだらない会話が始まる。
こういうのも私にとっては宝物。
ひとつひとつが大事なんだよね。
「ハイハイ、それよりも聞いてよ!今日転校生来たんだって、うちのクラスに!」
楽しそうに話す姿を見ていると、なぜか和んでしまう。
「えぇ、女の子?、女の子だったらいいなー。」
「違うの、それが、超絶かっこかわいい男の子なんだって~!!」
楽しそうに話している愛に比べて、私は、
「あっそ」
みたいな流し方。
別に恋とか興味ないし、しようと思ったこともない。
だから、めんどくさいだけなんだよね、男子とかと絡んでも。
「しかもね!愛の左前なの!!」
愛の左前…?、
あ、ちょっと待ってよ。
私の隣なの?…えー。
「いいなーいいなー、仲良くするんだよぉ?」
私をしかりつけたあと、
「ST始まるよ!」
と、愛は席についた。
…、どんな人なんだろうか。
…ちょっと気になったりするかもしれないな…。