cutie honey
書類を片手にどかっと私の横に座った三枝課長は、大きなあくびをしている。
「…三枝課長」
「…ん〜?」
こっちを向いた三枝課長の目の前に、お弁当箱を差し出す。
三枝課長は当然驚いたように目を見開く。
「…ぇっと…私のお弁当食べられると、夜までもたないから、あ!いやなら」
「…いいの?」
「…え」
「これ、食べてもいいの?」
「…はぃ」
素直にそう聞かれ、こっちの返事か、尻すぼみになってしまう。
私の返事を聞いた三枝課長は、満面の笑みになるとそれを受け取り、早速食べ始めた。
…さっき、言ったことは本音。実際お腹がすいたし。でも、もう一つの本音は。
『美味しい』って言ってもらったのが嬉しかったから。
また、食べてもらえたらなんて思いながら、食べてもらえるかどうかなんてわからないお弁当を作ってきてしまった。
「…三枝課長」
「…ん〜?」
こっちを向いた三枝課長の目の前に、お弁当箱を差し出す。
三枝課長は当然驚いたように目を見開く。
「…ぇっと…私のお弁当食べられると、夜までもたないから、あ!いやなら」
「…いいの?」
「…え」
「これ、食べてもいいの?」
「…はぃ」
素直にそう聞かれ、こっちの返事か、尻すぼみになってしまう。
私の返事を聞いた三枝課長は、満面の笑みになるとそれを受け取り、早速食べ始めた。
…さっき、言ったことは本音。実際お腹がすいたし。でも、もう一つの本音は。
『美味しい』って言ってもらったのが嬉しかったから。
また、食べてもらえたらなんて思いながら、食べてもらえるかどうかなんてわからないお弁当を作ってきてしまった。