cutie honey
three
「…清水さん」
「…」
「しーみずさん!」
「ぅわっ!はい?何ですか?」
三枝課長のあの日、何が言いたかったのかが気になって、しばしば上の空になっていた。
名前を呼ばれ、慌てて返事をすると、相手はクスクスと笑っている。
…この人の笑顔は癒される。
東隆也(あずまたかや)28歳。私より、2個上の先輩。
身長が高く、柔らかい笑顔の、可愛い系のイケメンだ。誰にでも人懐こくて、入社してからも、東さんだけは、私に話しかけてくれていた。
「珍しいですね。仕事中にボーッとしてる清水さんなんて」
「エッ⁈いや、その…」
シドロモドロに返事をすると。
「は、はーん、さては、恋の病ですか?」
その言葉に、ビックリするほど赤面してしまった。
それを見た東さんは、声をあげて笑い出し、周りは好奇の眼差しで東さんを見た。
「わ、笑わないで…恥ずかしい。人目がイタイよ」
そう言ってるのに、中々笑いは止まらなくて、三枝課長もこちらを見ていた。
「お願いだから」
「…しょうがないなぁ。笑うのやめますよ」
…ようやくやめてくれた。
「…」
「しーみずさん!」
「ぅわっ!はい?何ですか?」
三枝課長のあの日、何が言いたかったのかが気になって、しばしば上の空になっていた。
名前を呼ばれ、慌てて返事をすると、相手はクスクスと笑っている。
…この人の笑顔は癒される。
東隆也(あずまたかや)28歳。私より、2個上の先輩。
身長が高く、柔らかい笑顔の、可愛い系のイケメンだ。誰にでも人懐こくて、入社してからも、東さんだけは、私に話しかけてくれていた。
「珍しいですね。仕事中にボーッとしてる清水さんなんて」
「エッ⁈いや、その…」
シドロモドロに返事をすると。
「は、はーん、さては、恋の病ですか?」
その言葉に、ビックリするほど赤面してしまった。
それを見た東さんは、声をあげて笑い出し、周りは好奇の眼差しで東さんを見た。
「わ、笑わないで…恥ずかしい。人目がイタイよ」
そう言ってるのに、中々笑いは止まらなくて、三枝課長もこちらを見ていた。
「お願いだから」
「…しょうがないなぁ。笑うのやめますよ」
…ようやくやめてくれた。