cutie honey
「…東さん」
「ん?」
私の呼び掛けに、東さんが足を止め、私を見下ろす。
その瞳は、いつも優しい。
「…どうしたの?」
「…えっと、あの、中学の時、私の事、助けてくれましたよね?」
私の言葉に、東さんはしばし考える。
「…覚えてないかもしれませんが、…イジメられてた私を助けてくれたんです。東さんが」
…。
人違い、か。そうだよね。そんな奇跡みたいな事、ある訳ない。
「…覚えてるよ」
「…ぇ」
…うそ。本当に?
「あんまり綺麗になってるから、言われるまで、あの子だって分からなかった」
その言葉に、私は口を覆った。
「…俺さ、あの時、清水さんの事が好きだったんだ。物静かで、笑うとかわいくて」
…私と、同じ気持ちだった?
「ん?」
私の呼び掛けに、東さんが足を止め、私を見下ろす。
その瞳は、いつも優しい。
「…どうしたの?」
「…えっと、あの、中学の時、私の事、助けてくれましたよね?」
私の言葉に、東さんはしばし考える。
「…覚えてないかもしれませんが、…イジメられてた私を助けてくれたんです。東さんが」
…。
人違い、か。そうだよね。そんな奇跡みたいな事、ある訳ない。
「…覚えてるよ」
「…ぇ」
…うそ。本当に?
「あんまり綺麗になってるから、言われるまで、あの子だって分からなかった」
その言葉に、私は口を覆った。
「…俺さ、あの時、清水さんの事が好きだったんだ。物静かで、笑うとかわいくて」
…私と、同じ気持ちだった?