cutie honey
four
…この日を境に、東さんは、私に近づかなくなった。
また、穏やかだった日常を取り戻した。
これで、仕事に打ち込むことが出来る。
私は、今迄の遅れを取り戻すかのように、必死に仕事に取り組んだ。
そのお陰で、午前中には、急ぎの仕事は終わらせた。
久しぶりに、屋上に向かう。
仲良くなった人達に、ランチに誘われたけど、どうしても、屋上で食べたかった。
あそこは、私の癒しの場所だから。
「…いない」
そこには、三枝課長は居なくて、ガッカリした。
気を落としたまま、いつものベンチに、腰掛けると、お弁当を食べ始めた。
半分くらい食べ終わった頃、ふと、もう一つのお弁当箱が目に入り、思わず溜息をつく。
「…食べてくれる人、居ないね」
ボソッと本音が。
「…そうなの?じゃ、俺がもらうよ」
「…え?あ!」
…お弁当箱を奪われた。
また、穏やかだった日常を取り戻した。
これで、仕事に打ち込むことが出来る。
私は、今迄の遅れを取り戻すかのように、必死に仕事に取り組んだ。
そのお陰で、午前中には、急ぎの仕事は終わらせた。
久しぶりに、屋上に向かう。
仲良くなった人達に、ランチに誘われたけど、どうしても、屋上で食べたかった。
あそこは、私の癒しの場所だから。
「…いない」
そこには、三枝課長は居なくて、ガッカリした。
気を落としたまま、いつものベンチに、腰掛けると、お弁当を食べ始めた。
半分くらい食べ終わった頃、ふと、もう一つのお弁当箱が目に入り、思わず溜息をつく。
「…食べてくれる人、居ないね」
ボソッと本音が。
「…そうなの?じゃ、俺がもらうよ」
「…え?あ!」
…お弁当箱を奪われた。