DESTINEY HEART~運命~
早速今日から、文化祭委員会があった。

決まってすぐに会議があるとは、少し予想外だ。


「杉浦さん、受験生だけど大丈夫??」

仲嶋くんがあたしに聞いた。

そう、あたしたちは受験生なのだ。

「大丈夫だよ。これでも結構余裕なんだ。
仲嶋くんのほうこそ、大丈夫なの???
あっ、でも仲嶋君は頭いいし大丈夫だよね」


「いや、そんなこともないんだけど」

「ホントに??
仲嶋くんはどんな大学行きたいの??」

「俺は、教育学部のあるところ。
保育士になりたいんだ」

「そうなんだ!!ちょっと意外!!
でも、仲嶋くんなら似合ってるかも!!」

「ありがとう」

仲嶋くんは笑顔でお礼を言った。
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