セピア -sepia-
あとがき




こんにちは、はじめまして、お久しぶりです、梨木れいあです。



私が中学生の頃、こっそりとヘルメットを外して、家の前の一本道で自転車を漕ぐことが、何よりも好きでした。

校則では許可されていなかった匂い付きの制汗スプレーを使うことも、好きでした。

バレンタイン当日には持ち物検査があるかもしれないからと言って、その前日に交換した友チョコが、すごく美味しくて。

スカートをいつもより一つ多く曲げて、意味もなくドキドキしたり。

班ポスターを書いたことも、教室前の花壇にゴーヤを植えたことも、プール掃除をしたことも。

飴の袋一つで学年集会があったことも、肩にかかる髪は必ず結ばないと駄目だったことも、名札の裏にプリクラを貼っていたことも。


今、思い出してみると、すべてが輝いていたような気がします。

そんな、きらきらした作品を書きたいと思い、この話を書きました。


友達以上恋人未満で、兄妹のような関係の二人でした。

ぎゅーも、ちゅーも無かったです。笑

この二人が、今後どんな関係になっていくのかは、皆さまのご想像にお任せということで!



少しでも楽しんでいただけたのなら、本望です。



では、また、いつか会える日まで!

最後までお付き合い、ありがとうございました!



  2012.03.02 梨木れいあ



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