白猫少女×溺愛若頭
手を伸ばしたい…でも…

その手を掴み取ってくれる者なんて

私の中にはいなかった…

いつも自分だけを優先して

何かあれば見捨てられた…

誰かに掴んでほしい手は誰も

握ることなく、冷めてしまうだけ

それでも…私は…心のどこかで

信じているの…きっと誰かが

気づいてくれるから…この手を

握り替えしてくれるから…

もう…1人はいやなんだ…
 
              ギュ

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