白猫少女×溺愛若頭
そう言って車から出てきたのは

私の世話をしてくれていた人

こいつらが私達から奪った

大切な仲間だった…

?「凪穂…様?」    ギュ

 「無事で…何よりだ…柊」

柊「っ!!凪穂様っ会いたかった」

私と母さんの唯一の仲間

私にすれば兄とも呼べる奴だ

柊「ずっと気がかりでした…あなたと
  夢姫さんがどうなったのか」

 「母さんは…もういないんだ」

柊「っ!凪穂様…あなただけでも
  無事で何よりです」

あなたは優しい…本当は泣きたいのに

自分のせいだと責めているくせに

月「ハッ!あの女が死んだのは
  お前のせいだろ?何を今更…」 バキッ!

イラつく声…顔…仕草

その息遣いですら怒りが込み上げる

本当なら息の根を止めたい…

 「クスッねぇ知ってるか月島~
  母さんはね私と同じだったの
  聞いたことあるでしょ?…白神…
  あれさ母さんの通り名なの
  白猫と白神…相手をどうするのが
  好きなのか…分かるかな~?」

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