白猫少女×溺愛若頭

side秋

あんなに怒るなんてまれにない

でも…それほどあの人の怒りは

深い証拠なんだ

純「…冬夜…そう伝えておけ
  俺も…あの子が傷つくのは
  どうしようもなく嫌なんだ」

そういう速水組組長にお辞儀をし

冬夜は出ていった

でもまさか…あの速水組組長が

あの人に負けるなんてな…

純「あの子を守ってやれよ」

 「「「心得ています」」」

あの人に命を懸けずに誰にかけるのか

俺は知らない

たった1人だけなんだ

姉さんだけが俺と璃杏が心を

開いた人なのだから…

なぁ璃杏…お前もそう思うだろ?

< 63 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop