白猫少女×溺愛若頭

私はあなた達を裏切ったりしない

 「行きなさい…必ず帰るから」

そう言うと走っていく冬真

 「さて、初めまして
  山口組の皆様…よくも 
  あの子の前に現れてくれたね」

?「これはこれは草薙のお姫さま
  早く逃げてはどうかな?」

 「とっとと来いよ…相手になってやる」

私がそう言うと一斉にかかってきた

そんなんできたところで

私には叶わない

私は夢中で戦っていた

だから…後ろからの奴に気づかなかった

いきなり、何かで頭を殴られた

うっすらと見えたのは

顔が真っ青で泣いている春騎だった

そんなに…泣かないでよ。

 「春…騎…」


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